2015年12月4日金曜日

MFCG様訪問1

昨日から"ミャンマーファミリークリニックと菜園の会(MFCG)"さんのもとへボランティアに来ています。


MFCGさんはエヤワディ管区のミャウンミャを拠点として無医村にモバイルクリニックとして周回をしているNPOです。

名知先生という女医の先生が代表を務めており、ミャンマー人の先生もう1人とナースエード1人、ドライバー1人の四人体制で巡回されています。

モバイルクリニックだけでなく、栄養学と自家菜園の教育もされています。
村では病気にかかる人のほとんどが栄養不足から来るもので、病気を治しても栄養が足りていないので再発します。

栄養不足はもちろん収入不足という根本的な原因がありますが、先生たちは調理の仕方(お米の炊き方など)や捨ててしまっていた栄養のある部分の再利用(米のとぎ汁など)、そして家庭菜園の教育を通して栄養不足という課題に対峙されています。

名知先生はを10年ほど日本の大学病院に勤め、その後"国境なき医師団"のメンバーとしてアジアを中心に回られて、2008年に現団体を立ち上げて現在まで活躍されています。
1人で始められて、テレビでも放送されるほどミャンマーの地方の医療に貢献されているとてもエネルギッシュな先生です。


私はミャンマーに来る直前に先生の特集をしていたテレビ『世界ナゼそこに?日本人』を日本で見て、かっこいい人がいるな、いつか会いに行ってみたいなと思っていたところ、ヤンゴンのとある会合でお会いできまして、今回の訪問を受け入れていただきました。

医療の経験はもちろんありませんが、見学にきたお客様で終わらせず、何かしらの形で貢献して帰ってきたいと思います。



             

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