ミャンマー農村部からうって変わって大都会バンコクに行ってきました。
空港に着いた瞬間から、一つ国境を超えただけでここまで世界が違うものかと驚いてばかりで、完全にお登りさん状態です。
会社の同じ部署で席を並べてきたタイ人の元同期にバンコクの最新オシャレスポットのEM district というところに連れて行ってもらいました。彼は技術系の仕事から弁護士事務所に転職して、弁護士になるために大学に通いながら働いています。お互い別の世界へのチャレンジを頑張っていこうと励まし合って解散。
ヤンゴンにも大型のショッピングモールはありますが、どこか洗練されてない印象を受けます。
道路の舗装がちゃんとできてるので、車に乗っていてもガタガタしない。
タクシーはメーター制なので面倒な交渉がいらない。
電車の駅が町の中心にある。
町を歩いても道に穴が開いてないから下向いて歩く必要がない。
ゴミが少ないから町がきれい。
ご飯が美味しい。油っぽくない。
ネットが速い。
若い女の子も男の子も垢抜けていて、みんなオシャレ。
ミャンマー語が通じるはずもないのに、口から出てしまうカウンデー。見るもの全てがカウンデーでした!
和歌山はおろか、大阪よりも発展してるんではないかと思うこのバンコクのようにヤンゴンもなっていくんでしょうか。10年後?20年後?それ以上かかるかもしれませんが、そう考えたらワクワクします。
バンコクからミャンマー第二の都市マンダレーに帰ってきました。
バンコクのように発展して欲しいと思う一方、田舎くさい垢抜けてないところを残して欲しいとも思ってしまいます。
帰ってきてから知ったのですが、ちょうどミャンマー国内ではタイへの抗議運動が熱くなっている最中でした。
1年前にタイのリゾート地で起きた殺人事件の犯人としてミャンマー人労働者2人が逮捕され、死刑判決が下ったようです。証拠が不十分にも関わらず拷問のような取り調べをして自供させたようで、立場の弱いミャンマー人労働者に罪を着せた冤罪だと、ヤンゴンのタイ大使館前などに多くのミャンマー人が集まっていたり、国境の一部も閉鎖されていたようです。
ミャンマー人の多くはタイが嫌いで、タイ製の商品を買いたがらない人が多いです。タイをライバル視しているようで、50年前はミャンマーが東南アジアで一番発展していた国だということにプライドを持っています。
一方タイ人はミャンマー人を特に意識することもない生活をしています。
タイに出稼ぎに来ているミャンマー人は推定400万人超と言われているようですが、そのほとんどが3K(きつい、汚い、危険)な仕事を安い給料で働かされています。
日本と韓国の慰安婦問題が最終合意したことがこちらの新聞でも報道されていましたが、隣国との問題はどこの国もが抱える大きな課題です。
そんなに揉め事は感じませんが、ブラジルはアルゼンチンと仲良くないです。
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