2015年11月9日月曜日

総選挙

昨日(2015年11月8日)はミャンマーの総選挙でした。

普段なら選挙カーが爆音で党の応援曲を流しているところですが、、






この日は驚くほど静かな一日でした。
車も人通りも見たことないくらい少なくお店もほとんど閉まっていて、閑散とした街並。

いつもこれくらい道が空いてたらいいんだけど、、、。




昼過ぎにちょっと出かけた際に見掛けた投票所。学校や寺院が投票所になってます。





↓が有権者の名前が書かれたリストの写真です。
ここにあるはずの名前がない、同じ人が複数あるといった問題が起きていたようです。



全然人がいないのは、ほとんどの人は早朝の6時頃から並んで早いうちに投票を済ませたようです。

報道されているとおりですが、
1990年に行われた総選挙でアウンサンスーチーさんが率いる国民民主連盟(NLD)が8割近い議席を獲得したものの、軍がこの選挙自体を無効化し、その結果世界から孤立していった過去があります。

自分たちが本当に投票できるのか政府に懐疑的な人が多く、心配なところもあって早朝から並んでいたようです。昼12時の時点ではちらほらやってくる程度でした。



私のミャンマー人の友人は皆NLDを支持していましたが、5人/20人くらいの人が投票に行かないと言ってました。地方からヤンゴンに来ている学生や、若手社会人になりますが、日本で言う住民票を移してないので、彼らは投票するために地元まで帰らなければならないようです。新聞やらニュースで報道されているほど国民全員100%関心がある訳でもないのかなーと感じています。
もちろん、投票するために地元に帰る人もいます。



うちにテレビが無く正しい情報が分かりませんが、ここヤンゴンのダウンタウンは何事もなく静かに選挙日を終えたように思います。

投票日翌日の昼過ぎに結果が公表されるようです。公正な選挙が行われて、暴動や混乱が起きず穏便な着地となることを願っています。

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