1月の上旬からインターンシップが始まり早くも3週間経過しました。
インターンシップ先の会社は、ミャンマーのローカルな課題と世界の技術を結びつけて解決していくことを目指したベンチャーの社会企業です。そのための一手段としてファブリケーションラボラトリー(ファブラボ)を初めてミャンマーに作ろうとしています。
ファブラボの説明をしておきますと、
「ほぼあらゆるもの("almost anything")」をつくることを目標とした、3Dプリンタやカッティングマシンなど多様な工作機械を備えたワークショップ。世界中に存在し、市民が自由に利用できる事が特徴。「ほぼあらゆるもの」の中には、大量生産・規模の経済といった市場原理に制約され、いままでつくり出されなかったものが含まれる。ファブラボは、個人が、自らの必要性や欲求に応じて、そうした「もの」を自分(たち)自身で作り出せるようになるような社会をビジョンとして掲げており、それを「ものづくり革命 (Industrial (Re)volution:第2次産業革命)」とも呼んでいる。「ファブ」には、「Fabrication」(ものづくり)と「Fabulous」(楽しい・愉快な)の2つの単語がかけられている。
出典: wikipedia
インターンシップ先の方に、昨年末に初めてお会いしたときはもう1人のco-founderがいましたが、転職してしまったようで、founder一人で活動しています。なので、私は二人目ということになります。
この会社をインターンシップ先に決めた理由は、色々ありますが、大きく以下の点です。
・自分と正反対の社会起業家という人たちが何を考えているのか知りたかったこと。
・ミャンマー市場向けの商品を作りたいと考えてこの国に来ましたが、ミャンマーの課題はミャンマー人が一番よく分かっている。彼らにモノづくりの場所と機会を提供したいと思ったこと。
・ファブラボという空間がそれらの機会、場所になり得ると思ったこと。
(他の新興国にあるファブラボではすでにローカルの課題をローカルの人達自身で解決するプロセスができてきています。)
いざ始まってみると、まだまだ設備もなければ、場所もないし、お金もまだなく、本当にスタートを切ったところなんだということを知ったところですが、
企業が少しずつ形になっていく様を体現できるチャンスだと思って前向きに、そして初心を忘れることなくコツコツ今できる目の前のことを進めていきます。
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