2016年8月27日土曜日

ミャンマー生活 再出発

ヤンゴンに帰ってきて新しい仕事を始め、あっという間に一ヶ月が経過しようとしています。
ミャンマー人上司にしごかれながらもなんとか日々過ごしています。

ミャンマーで働き始めた今、思うことを残しておきたいと思います。


◆ミャンマー生活
 まず思うことは、会社生活をしていると日本人ややや富裕層のミャンマー人と出会うことが多々あっても、ごく一般のミャンマー人庶民と話すことがほ
とんどなくなったこと。

 住居も自分には勿体ないくらいのセキュリティーも設備もしっかりした場
所に住まわせてもらったこともあり、停電や虫、深夜の大合唱、早朝のお経の放送、路上の売り子の声を聞くこともなくなりミャンマーならではの不便さを全く感じなくなった。

 車も支給してもらえて、バス・電車に乗ることや町を歩く機会もほとんど
無くなってきている。
 
食事に関しても、体調を気にして路上の屋台で食べることがほとんど無く
なってきている。

 不便な生活がしたいわけではないけれども、少し寂しさを感じる。

 一般庶民の価値観を忘れないためにも、休日に意識して接点を持つように
すること。



◆ミャンマー語
 ミャンマー語で行われる会議も少なくない、一年間勉強してきたにも関わらず全然会話について行けないことが多々ある。
 
ビジネスで使う言葉をあまり勉強してこなかったことや、新しい職種、商
材ということもあり
そもそもの基本知識が足りていないことも一つの要因ですが、仕事に関する勉強と平行してビジネスシーンのミャンマー語の習得も平行して継続していかなければならない。

そこに入っていけないようであれば、自分の存在価値はない。

 ミャンマースラングやミャンマーの歌を一つでも歌えたら、関係作りに効
果的だと思うのでミャンマーで働いている外国人は一曲でも持ち歌を持つことを強くオススメします。



◆ミャンマー人
 他人のことをどうこう言える身分でもないですが、日本人がダブルチェック、トリプルチェックをしても依頼したことを守ってくれない。
 
例えば、時間が遅れることはミャンマー人同士の場合には何の問題にもな
らないことが多いため軽んじられているように思うが、これが外国人相手の場合には大きな問題になることがある
ことを分かっていない。
 
 ミャンマーの一般的な価値観・感覚も大事ですが、ベースは日本人の価値観・感覚を持って少しミャンマー人の気持ちも分かる。これくらいのバランスを保つこと。